BTSの新アルバム「ARIRANG」の収録曲「NORMAL」は、キャッチーなメロディーの裏側に、メンバーたちの複雑な感情が詰め込まれた楽曲です。
初めて聴いたときは中毒性のあるサウンドが印象的でしたが、歌詞をじっくり読んでみると、世界的アーティストになったBTSだからこそ感じる葛藤や孤独が表現されているように感じました。
今回は、「NORMAL」のお気に入りの歌詞を紹介します!
一番心に残った歌詞はサビ
特に印象に残ったのは、何度も繰り返されるサビです。
「ケロシン、ドーパミン、ケミカル物質による 幻想と名声、僕らが選ぶもの
憎しみでも愛でもいい、僕を防弾にしてくれ
そう、僕らはこんなことを普通と呼ぶ」
初めて聴いたときは、「防弾」という言葉に思わず反応しました。
BTSのグループ名「防弾少年団」とも重なる表現だからです。
もちろん歌詞の解釈は人それぞれですが、このフレーズからは、どんな評価や批判、そして過剰な期待さえも受け止めながら前へ進もうとする強さを感じました。
「愛でも憎しみでもいい」という言葉には、称賛も批判もすべて背負って活動してきたBTSだからこその重みがあるように思えます。
「普通」とは何なのかを問いかける楽曲
サビの最後には、
「そう、僕らはこんなことを普通と呼ぶ」
というフレーズが何度も登場します。
世界中から注目される生活。
一挙手一投足がニュースになり、SNSでは常に評価され続ける毎日。
そんな環境は、多くの人にとっては決して「普通」ではありません。
しかし、その状況が日常になってしまったBTSにとっては、それが”普通”になっている。
この一言には、華やかな成功の裏側にある現実が凝縮されているように感じました。
「少しの間でも自分をオフにできたなら」という切実な願い
もう一つ印象的だったのは、
「少しの間でも自分をオフにできたなら」
という歌詞です。
BTSは世界的スターとして常に注目され続けています。
ステージの上だけではなく、空港、SNS、日常の何気ない瞬間まで、多くの視線にさらされています。
だからこそ、「少しだけでも自分をオフにしたい」という願いは、とても人間らしく、胸に響きました。
どれだけ成功しても、一人の人間として休みたいと思う瞬間がある。
そんな素直な感情が伝わってくるようでした。
華やかな名声の裏側にある葛藤
歌詞には「幻想」「名声」「ドーパミン」といった印象的な言葉が並びます。
成功や刺激を表すような単語が続く一方で、その裏側には迷いや不安も描かれています。
「僕はどうすればいい?」
「君は僕に何を求めてる?」
こうした問いかけからは、世界中に愛される存在でありながら、自分自身を見失わないようにもがく姿が浮かびます。
どれだけ大きな成功を手にしても、悩みや苦しみがなくなるわけではない。
「NORMAL」は、そんな普遍的なメッセージも伝えているように感じました。
まとめ
「NORMAL」は、BTSの華やかなイメージだけでは見えてこない、心の内側を映し出したような一曲です。
「憎しみでも愛でもいい、僕を防弾にしてくれ。そう、僕らはこんなことを普通と呼ぶ」
このサビのフレーズを聴くたびに、世界中から注目され続けるBTSだからこそ抱える葛藤や孤独、そしてそれでも前へ進み続ける覚悟を感じます。
もちろん歌詞の受け取り方は人それぞれですが、それぞれの人生経験によって違った意味が見えてくるのも、「NORMAL」の大きな魅力ではないでしょうか。
何度も聴き返すたびに新しい発見がある、そんな奥深い楽曲だと感じています。
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